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村・町おこし、地方創生

若い人たちは地元愛に溢れている!

若者たちの都会流出は大人たちの責任

このホームページ内では、何度か取り上げていますが、今回のタイトルも「まちおこし・村おこし」に関連するもので、おもしろいデータを添付しています。
若い人たちはどうして都会に流出するのでしょうか?簡単な答えとしては、東京や大阪といった大都市に大きな魅力や夢があるからだと思います。この20余りの間にインターネットが急速に広がり、今ではSNSを通じて、国内のみならず、全世界がつながるようになりました。そして、ありとあらゆる情報が個人の手元で見られるようになりました。これから社会に出る若い人たちは、自分たちの未来を探すために、日々ネット検索をしていることだと思います。
ここまで話すと、いかに若い人たちが、地元を離れ、都会に向かっているような錯覚に陥りますが、ここで添付のデータを見てください。多分、私たち大人の予想とは裏腹に、彼らは、自分たちの生まれた町・村に愛着を感じており、都会には漠然と息苦しさを感じているのです。
もう10年以上前に「地方創生」という言葉が生まれ、国や自治体が躍起になって、地方の活性化、人口の流出を抑える様々な取り組みを始めましたが、それらの行動に大きな問題があったのです。その問題とは、ほとんどの自治体が国からの多額の補助金や助成金あてにして、外部から専門家を招き、まち・村の魅力づくりをシステムとして考え、観光客や移住者の増大を目指したことです。これらのことは決して間違った行動ではありませんが、それよりも大切な行動が欠落していたのです。それは、足元にいる「次世代の子どもたちに、まちや村の魅力や将来をしっかり伝えきること」それがポッカリと抜け落ちていたのです。弊社は、早くから「地域学」と「まち・村おこし」に焦点を当ててきましたが、いま、もう一度この「地域学」について地方のまち・村が真剣に考えるタイミングではないでしょうか。
その後押しをしてくれるのが、今回のデータです。詳しいケーススタディーにつきましては、当サイトに「宇治学」の事例として収めております。
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