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医療・医学・健康

高齢者の味覚障害は万病のもと

味覚障害に関わるセミナースライド(抜粋版)

高齢者施設の職員さんを対象にしたセミナースライドの抜粋です。年齢を重ねると味覚を感じる「味蕾」という舌の組織が衰え、そのことが原因となり、味覚が鈍くなったり、最悪は失うことがあります。人間にとって食事をするということは、楽しみであり、基本的な「欲」ですが、味覚を失うことで、その楽しみや「欲」が失われ、その結果食事をとる習慣に狂いが生じてきます。食事の回数が減ると、「噛む」(そしゃく)回数は減少し、その結果「だ液」の分泌量が減少します。だ液の働きは、モノの飲み込みやすくしたり、口内の雑菌をやっつける働きがあります。いずれも滞ってしまうと、誤嚥性肺炎を起こす要因になります。高齢者の施設の食べ物には、しばしば流動食やそれに近い柔らかな食事が提供されますが、やむを得ない場合を除き、できるだけ「噛む」ことを促す、噛み応えを感じられる食事を提供することが、高齢者の健康を維持するためには良いことだと思います。弊社は、歯科大学の先生が講演するスライドを数多く制作してきました。ご希望があれば、安価な費用でセミナー講師(大学の先生)をご紹介致します。
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