カテゴリー
メディア・広告

ラジオ小説の企画書

ラジオ小説企画~東への鉄路~

ラジオの聴取率※(※聴取率とはテレビで例えれば視聴率のことです。)は年々下降傾向です。ラジオに限らずテレビの視聴率もネットメディアの煽りを受けて惨憺たるものですが、今回のコロナが良い方向に作用して、テレビのみならず、ラジオの聴取率も上昇しているようです。いわゆる「巣ごもり需要」ですね。
わたしのようなバリバリの昭和生まれの世代は、ある意味「ラジオ」の影響を大きく受けた世代で、ラジオを通じて様々な情報を獲得し、また、ラジオのパーソナリティーを通じて様々な人生訓を学んできました。今や日本を代表するタレント、鶴瓶さんも名パーソナリティーの一人で、僕も大ファンでした。さんまさんもタモリさんももちろん素晴らしいパーソナリティーでした。ラジオにはテレビとは圧倒的に違う、「語りかけ感」があります。それが何よりの魅力ですね。個人的には、仕事柄もあり、しばしばラジオは聞いています。中でも福山君や、山下君のトークが大好きです。すみません、親しくもないのに君付けで・・映像がないラジオをうまく操れる人はすごいなあ・・と思います。
まくらが長くなってしまいましたが、本日のフリー企画書というか、企画ネタは、ラジオ小説の企画書です。さすがに、この手の企画書はなかなか見ることはないと思いますが、昭和の時代には、いろんなラジオ小説がOAされていました。朗読調のものや、複数の声優さんやタレントが出演した番組もありました。コロナを機会に、ラジオ小説のプランをラジオ局にでも持っていこうかと考えています。プロの放送作家さんには怒られそうですが、今の作家さんのレベルはテレビも、ラジオも少しばかり落ちたように思います。もちろん僕だけの意見ではなく、仕事仲間もそのことは口をそろえて言ってますね。ひとつの原因は、仕事の多様化で、相対的に放送作家を目指す人が圧倒的に減ったことです。第二の原因は、一般人がネットメディアにどんどん参戦してきたことだと思います。僕は新卒で「広告代理店」という業界に入りましたが、この業界のレベルが著しく低下しているのと、現象的には同じです。つまり、広告会社の専売特許だった、マーケティングやクリエイティブの世界に、一般の人がどんどん流入してきたということです。ということで、プロの放送作家さんには、もっと気合を入れて番組づくりをしてほしいと願っています。
ラジオ小説は、きわめてシンプルな企画です。「シンプル」には、シンプルというアドバンテージがあります。理屈っぽい話ですが、スポーツでも、学問でも、しばしば「基本」の大切さを訴えかけられますが、基本はある意味シンプルに言い換えられます。無形文化財(人間国宝)もそうですよね。基本に忠実、究極のシンプルということをある刀匠が話していました。テレビも、ラジオも、そのところを見極めた番組作りをすることで、元ファンや潜在層を掘り起こすことができるのではないでしょうか。そんなハイクオリティーの番組の登場を待ち望んでいます。それには、スポンサーさんの理解も必要不可欠ですね。YouTubeに、インスタ・・これでもかというほど映像優位の世の中たからこそ、一工夫加えたラジオ企画(小説など)を考えています。乞うご期待です!
FREE DOWNLOAD

Send download link to: